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弁護士紹介lawyers

柿沼 太一taichi kakinuma

東京都出身
京都大学卒業
2000年(平成12年)弁護士登録

相続問題は大変なストレス
これまで沢山の相続事件を見てきて「相続問題は当事者の方々にとってものすごく大きなストレスである」ということをつくづく感じます。
小さい頃から一緒に育ってきた兄弟姉妹、優しかったはずの叔父叔母、それら人間関係がお金の問題で壊れていくということは普通の人にとって耐えられないものです。
それ故に相続問題には、法律だけでなく感情が絡み合い一筋縄では解決できません。

相続問題の解決に大事なのは
そのため私が心がけているのは、愚直ではありますが、昔にさかのぼって丁寧にお話を聞き、判例や法律書をとことん調べて何とか有利な解決方法を探る、ということです。
事件解決を一つ一つ積み重ねることで、沢山の知識やノウハウ・経験を自分の中に蓄積してきました。
そのような知識・経験は私にとって何物にも代えがたい財産です。
しかし、その一方で、少しぐらいの知識や経験で簡単に処理ができるほど相続事件は甘い物ではない、と言うことも骨身にしみてわかっているつもりです。
事件は一つ一つすべて異なる顔を持っています。
自ら積み重ねた経験と知識はもちろん大事な武器なのですが、それがあるからと言って、どんな事件も定型的に簡単に割り切れるはずがありません。
それぞれの事件の「顔」は何なのか、この事件の最大のポイントはどこなのか、を意識しながら常に最善の解決方法を探ることを心がけています。

新しい物語のために
相続問題は大きなストレスではありますが、人は決してそのストレスのために人生を狂わされるようなことがあってはならないと思っています。
当事務所の「storia」とはイタリア語で「物語」という意味。
弁護士と一緒に問題を解決した後には、依頼者の方の新しい物語が始まるはずです。
その日に向かって、依頼者の方と一緒に、ゆっくりではありますが一歩一歩着実に歩んでいきたいと思います。

杉浦 健二kenji sugiura

奈良県出身
関西学院大学法科大学院卒業
2007年(平成19年)弁護士登録

多くの相続事件に携わっています
弁護士となった当初から、数々の相続事件に携わってまいりました。遺産分割調停や審判、遺留分の請求や遺言の無効確認訴訟まで。
同じ経験年数の弁護士に比べてもかなり多くの相続事件に携わってきたものと自負しております。家庭裁判所からの選任により、成年後見人や成年後見監督人にも就任しております。
弁護士としての私の強みは、すぐに裁判を選択するのではなく、なるべく交渉や話し合いで解決できる途がないかを諦めず模索し続けることだと考えています。
相続は親族間でのトラブルがほとんど。案件が解決した後も全くの他人にはなれない以上、解決後のことも想定した最善と考える提案をいたします。

最も辛い時期こそが転機になると考えます
私は法学部出身でもなく、大学在学中に合格して若くして弁護士となったような、まっすぐな道を歩んできたわけでもありません。
20代半ばで勤務先の会社を退職して周りの反対を押し切って司法試験の勉強をはじめて30歳で弁護士となった、いわば回り道を通ってきた人間です。
ただ回り道をしたことで、いち会社員の視点や、脱サラして何かを始めようとする視点など、 大した苦労もせずに弁護士になったのであれば気づかなかったかもしれない様々な角度からの物の見方や価値観を身につけてこられたのではないかと思っています。
当時は辛く無意味とも思えた経験が、いまの弁護士としての自分を作ってくれていると考えています。
弁護士に相談に来られる方のなかには、人に話せない苦い経験や、人生で最も辛い時期を過ごしている方もおられます。
でもその辛い時期や経験こそが、後々に人生の転機となることをなにより私自身が理解しているつもりです。
たとえ今は苦しくとも、数年後に「そういえばあの頃は本当に辛かったね」と共に笑い合えるような関係を、相談者の皆さんと一緒につくりたいと考えています。

杉野 直子naoko sugino

大阪府出身
近畿大学法科大学院卒業
2010年(平成22年)弁護士登録

相続問題で心がけていること
私は、弁護士登録して以来、数多くの複数の種類(遺言、遺産分割、遺留分減殺請求、その他相続に関係する訴訟等)の相続問題に携わってきました。その結果、沢山の相続問題に関する知識と経験を得ることができました。
しかし、相続問題をお受けするたびに思うのですが、沢山の知識と経験を経ていても、毎回ご相談者の方の背景事情などが異なっておりますので、やはり、お一人お一人からじっくりお話をお聞きすることを心がけています。

皆様と共に解決していきたい
相続の問題は、お父様やお母様、ご兄弟など、身近な方が亡くなられたことを発端とします。そして、紛争となっている相手方もまた、ご相談者の方の身近な方です。
だからこそ、そのような近しい方と紛争となるのは、多大なストレスがかかります。
残念ながら、多くのご相談者のご相談をお聞きするなかで感じることですが、相続問題が解決するまでの間は、どうしても気分が晴れませんし、ストレスが全くゼロになるものではありません。
しかし、だからと言って、放置していても、問題は何も解決しません。紛争となっている相続問題について、事情を詳しく知っておられるのは、弁護士ではなく、ご相談者自身です。そのため、諦めることなく、ご相談者と共に、問題解決に向けて頑張っていきたいと考えております。
問題が解決するまではストレスの連続だと思いますが、問題解決のその日まで、ご相談者に寄り添い、頼りがいのあるパートナーでありたいと思います。ご相談者の皆様は、問題が無事解決した際には本当に安堵の表情をされておられます。
そのホッとされた表情を見るたびに、皆様が前に進むためのお手伝いができて本当によかったと感じます。